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独立・創業のきっかけ

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今から約20年前のことですが、当時、経営コンサルタントとして全国の中小企業経営者と会社の業績を上げるために如何にあるべきかと日夜悩みミーティングを重ね、様々な試行錯誤をしていました。 当時は企業診断をして、その会社に経営理念がなければ経営理念をその会社と社長・幹部・社員と作成し、将来の夢・ビジョンがなければ市場調査を行い将来構想、中・長期経営計画を作成し、年間計画がなければ単年度経営計画書を作成し、管理の仕組みがなければマネジメント体制設計・導入し、社員にとってやりがいのある給与体系が整備されてなければ整備し、社員のスキルが足りなければ社員教育を行うという毎日でした。 しかし、理念を創り、ビジョンを構築し、計画書を作成し、管理システムを導入しても、成果が出るまでには最短でも半年、一般的には1年~2年以上掛かるのが通例でした。 また、我々経営コンサルタントが企画書を書いて提案する場合、大抵は年間500万~1,000万円程度の報酬を頂くプロジェクトになります。 でも、中小企業の社長からご相談頂く場合の多くがここ数ヶ月の資金繰りがままならないケースがたくさんあり、そのような会社から年間1,000万円の経営診断及び経営協力のご契約を頂くことが果たして本当に正しいのか?しかも、理念を作ったり社員教育をしても、即当月の売上が倍増するなんてありえない話なんです。 結局、経営コンサルタントは大企業・中堅企業といった資金が潤沢にある業績がいい会社が更に躍進するための協力しか出来ないということが現実・事実でした。 しかし、日本経済を縁の下で支え、コツコツと努力しているにもかかわらず、なかなか利益が出ずに悩んでいるのは中小企業のオーナー社長なんですね! なんとか、この矛盾を解決することが出来ないかと想いを巡らせている矢先、突如この世の中にインターネットというなんだか得体のしれない、だけどもの凄いインパクトのあるツールが降ってきました・・・・・・ 続きは次回のエントリーで\(^o^)/

新しくブログを立ち上げたので、そちらに移行しまーす!

こんにちは! いままで、時々こちらでブログ書いていましたが、新しくブログを立ち上げたので、全部そちらに一本化して情報発信することにいたしました\(^o^)/ 新しいブログはその名も「NEXT MARKETING」です。 なんかカッコいいでしょ(笑) 新ブログでは、中小企業の業績向上に特化したMARKETING情報を発信していこうと思います。 IT技術を有効に活用することで、今までにはなかった新しい時代の中小企業を創造するため、まずは自らが実践したウェブマーケティングノウハウやクライアント様で成功したノウハウを発信していこうと思っています。 ぜひぜひ、ご覧になってくださいね! 新しいブログはこちら! NEXT MARKETING よろしくお願いいたしますm(_ _)m

なぜ、中小企業は人財が確保できないのか!?

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ここ最近の中小企業の課題は優秀な人財の採用である。 優秀な人財さえ確保できたら、仕事はいっぱいあるのになぁと悔やむ中小企業の社長にお会いすることは多い!しかし現実は、優秀な人財の確保と言う前に、普通の人さえも採用できないし、ひどいところでは応募すらない(電話すらならない)という会社もある。 反面、自分の周りを見渡すと、働きたいけれどなかなか採用してもらえない中高年とか、若い衆が正職につかずニートとか言って、気が向いたときに短時間だけバイトして、あとはゴロゴロしてたり、趣味に勤しんでいたりしてる者を多く見かける! 確かに有効求人倍率は高水準をキープしているものの、決して働きたい人がいないわけではないと思う。 では、なぜ中小企業は人財を採用できないのか? 最大の理由は、私も含め多くの経営者は、多かれ少なかれ社員を採用し、その人から搾取しようという気持ちがあるからではないか? 大昔のプランテーションにおける奴隷制度のごとく、少しでも低賃金で、できるだけ高い生産性を上げさせ、浮いたお金を自分の懐に入れようとしてる経営者が現実的には多い! そういう気持ちは多かれ少なかれその会社の社風や経営者の言動に表れる!その極みはブラック企業なんでしょうが...そのような企業は残念ながら何をどうしても優秀な人財の採用はできないと思う。 ブラック企業の特徴 (1)人材採用・育成・組織運営に対する理念・ビジョンがない 人材はあくまでも生産性を上げるための材料としか思っていないので、人に対する想いや将来のビジョン・構想などはない。 (2)賃金は業界横並びで決して高くない 賃金に対する明確な考えがないので、同業他社と比較して決定する。その為、他社と比べて魅力的な金額を提示するケースはほとんどない。 (3)マネジメントが高圧的で従順を求める スタッフには言われたことを忠実に遂行することを求める。したがって、会社の方針に意見したり、社長の考えに異を唱えると、あいつは逆らったと叱責され、場合によっては排除する。 (4)人材育成に消極的でコストを掛けない 人を材料と考えいて、究極的は人を信頼していないため、人材にお金をかけて育成するという発想がない、もしくはあっても極めて希薄。 (5)自動化・システム化に消極的でルーチンワークが多い コン

2017年初秋!中小企業の景況感!!

あまりにも、最近、ブログの投稿をしていないので、無理やり書こうと思っています。 最近の中小企業の経営課題は、大きく分けて2つ! ひとつは優秀な人材の確保、そしてもう一つは売上の確保! しかし、おかしいなぁ~と思うことは... たしかに少子化で若干、新卒の人数などは減っている。しかし、大幅に人が減少しているわけではなく、徐々にしか減っていない。しかも、巷には仕事にありつけない中高年や正職につけないニートで溢れかえっている。 それでも、中小企業は人材不足、人員難なのである(^_^;) じゃあ、もう一方の課題、売上確保と言っても日本のGDPは僅かではあるが伸びており、株価も堅調!おまけに先に上げた課題と共通するが求人倍率は未曾有の高倍率が続き、みんな事業拡大で人材を欲しがっている。つまり、景気は明らかに良いのである。 しかし、ローカルの中小企業の社長と話してみるとそんな好況感はほとんどない(^_^;) さてさて、どうしたものか? 私なりの回答は明確に持っているが、その答えはまた後日、このブログで書いてみようと思う! ただ言えることは、完全に二極化して、収益を上げ人材を根こそぎ持っていってしまう一部の好調企業とその他の旧態依然としたダメ企業に分かれてしまっているということではなかろうか? なぜ、中小企業は人財が採用できないのか?

エクセルで住所録をつくるときの注意点!

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さてさて、今年も残すところあと僅か。 そして、こんな時の仕事のひとつに年賀状の手配・発送がある。当然私も年賀状をつくるのだが(年賀状を書くという表現にはならない...)この季節になると知り合いから決まって寄せられる質問がある。 そう!エクセルで住所録をつくってるんだけど、番地を入力すると日付に勝手に変わっちゃうんだけどどうして? そうそう、エクセルは便利で多機能だけど、勝手に自動的によかれと様々な変換をしてくれる! そして、住所の中の番地を入力すると勝手に日付に変換されちゃうんですよね! そんな時はどうするか? 書式>セルの書式設定>表示形式>文字列を選びOKを押すだけ! これで、番地を入力しても数値としてではなく、文字列として認識してくれるので、そのまま入力したとおり表示・出力してくれますよ~! 2016年も終わりますが、最後のラストスパート頑張りましょう!そして、来るべき2017年の準備を万全にやっときましょうね! 2017年は2016年と同様、様々な価値観が大きく変化する、最大のチャンスの年です。(しかし、変化に柔軟に対応できない企業にとっては大ピンチですが...) お互い、頑張り合いましょう!

中小企業にはもっとマーケティング発想が必要なのだが・・・。

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気がつけばコンサルティング業界に入ってはや25年!歳をとったと感じざるを得ませんね(^_^;) はじめは、中堅のコンサルティングファームにて約10年間勤め修行させていただいた。その後、Web活用のコンサルティングをしたくて独立・起業した。その間、ずーっとコンサルティングの仕事をしている。 そして今更ながら思うことは、中小企業の業績向上に重要な経営施策はマーケティングだということ! 特にウェブ・マーケティングこそ最高のソリューションだと確信している。 マーケティングとは、正しく市場(消費者)を理解し、市場(消費者)が求めている最良の商品やサービスを開発・製造して、お客様にお届けする・・・! そう、ズバリ、売上を向上させる全プロセスを言うのですが、今に限らず、いつの時代の中小企業にも、この力が最も求められていると思う。 しかし、中小企業にはこのマーケティング力の強い会社が少ないと言うか、マーケティングの発想すらないところが多々あるのが現実ではなかろうか! ちょっとビックリしますが...事実です。 なぜそんな中小企業がこの世の中にウジャウジャあるんでしょうか?その辺の理由を考えてみよう!? 1.親会社の言うことを確実にコツコツやれば大丈夫と思っている。 中小企業に中には下請けに甘んじて、自らの商品やサービスを持たず大企業や中堅企業からの受け仕事ばかりやっている会社がある。はっきり言ってこれは経営とは言わず、大企業にとっては言いなりになる固定費のかからない一つの部署くらいに思われ、こき使われているのが実情である。 大企業の担当者の言うことは絶対で、逆らうことはおろか、意見すら言わない。仕事といえば言われたことをただ淡々とこなし、時々その担当者を飲みに連れていくことが唯一の営業活動という残念が経営! このような形態の企業にマーケティング発想なんて生まれるはずがない! しかし、そのような蜜月の関係が永遠に続くはずもなく、毎年毎年のコストダウン要請に汲々とし、挙げ句の果てには生産拠点が海外に移ったとやらで、急に仕事が打ち切られてしまう。 そうなる前に、 下請け企業は一刻も早く自社商品を持ち、自身の努力で業績を向上させることが出来る、自主独立経営を目指さねばならい! そのためには絶対マーケティング発想が必要になるので

1年で売上を10倍にする発想を持て!

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1年で売上を10倍だなんて・・・。 「はぁ?そんなこと出来るはずがない!」という声が聞こえてきそうである! 経営における事業計画、経営計画は、実現可能な現実的な挑戦目標を具体的商材を伴って計画すべきであって、夢物語を語るものではないのであると・・・。 確かにそうであろう! 今の世の中で、そこそこ成功している人は、未来に対する幻想はあまり持たない。社員が夢物語のような目標を掲げようものなら、厳しく叱りつけるであろう。 また、年頃の子供を持つ私にとっては、友人と子供の将来について語り合う機会が増えてきた。するとどうでしょう・・・10人いれば、ほぼ10人が皆んな口をそろえて言うのは「できれば公務員になってもらいたいし、それが叶わねば出来るだけ大きな安定した企業に就職してもらいたい!」と・・・ わからないでもない。自分のことならいざ知らず、子供のことになると絶対苦労させたくないと思うのが親心でもあろう! が、しかし・・・・本当にそれで良いのだろうか?そんな、リスクを恐れて何もしない連中がこの街や地域、国を動かすようになるなんてゾッとする! 話はそれたが、それがいざ経営となると更に深刻だ! 確かに戦後の高度成長時代であれば、お国や大企業、親会社の言う通りにコツコツと誠実に約束を守り、信頼を積み上げれば経営は確実に安定し、GDPの上昇とともに成長・発展してこれたであろう。 でも、残念がら現代の経済は真面目にやっていても、経済の縮小と比例して徐々に減少してしまうのである。建設関連のある業界など、2020年の東京オリンピック・パラリンピック需要の後は、市場が急速に減少し、今ある会社の半数近くは存続が不可能であると言われる業界だってあるのだ。 この業界は特別としても、この先、急速に人口が減少していく日本のマーケットにおいては、全ての産業に置いて、徐々に市場は縮小していくのは自明の理である。こんな当たり前のことに、案外多くの経営者が気づいていないのである。 今の経営環境で最も求められているのは、既存の延長線上でコツコツと真面目に積み上げていくことではなく、革命的な経営革新なのだ!現状を否定し、今までのやり方を一度壊して、全く新しい発想で新しいこと、新しいもの、新しい方法を開発しなければ、この難局は乗り切れない! コツコツと

50歳にして、やっと小企業経営のあり方がほんの少し分かって来たように思う!

気がつけば結構いい年になってしまったのだが・・・ 最近になってやっと、小企業の経営の本質がほんの少し分かって来たような気がします。 経営とは何か?を考える場合、その企業の成長発展段階によって重要な施策は変わってくると思う。 小企業の場合、戦略論や戦術論・マネジメント論は全く必要ないとは言わないが、あまり重要ではない。そんなことよりも日々の戦闘が重要なのである。 そして、従業員数の少ない小企業の場合の戦闘力とは、ほぼ社長の人間力なのだ! 独立したは良いがなかなか成長できない会社、従業員の数が増えない会社がだめな理由の多くは、社長がはっきり言ってダメなのである。 じゃあ、何がダメか? 儲けとは信じる者と書くが、儲けられない会社の社長を信じる者がいないのであろう! そう!ズバリ申し上げよう!信頼されてないのである! そして、それは(すなわち信頼をされない経営者)案外、頭のいい経営者に多い! そんな人は往々にして以下のようなタイプである。 発想力はもの凄いのに、細部の詰めが甘い。 ものすごく大胆で前向きに進んでるように見えるが、メールしても返事もないし、なかなか電話も出ない。 大胆に戦略的な構想は練れるのに、実戦部隊を思うように動かせれない! 何が言いたいかというと、結局、コツコツと真面目に積み上げることが出来ないのだ! 逆にスタートアップでしっかりと成果を出す人は、戦略的な発想は皆無だがとにかく約束を守るし、こまめに連絡もくれるし、出来ないことはしっかりと出来ないと正直に言うのである。 そう、一見、あまり優秀に見えないんだけど・・・そういう人のほうがちゃんとスタートアップを切れるのだ! スタートアップ直後の小企業に最も重要なことは、経営TOPの戦闘力であり、経営TOPの戦闘力とは当たり前のことを当たり前にコツコツと積み上げ、とにかく信頼されることなのだと近頃は痛切に思うのである。